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大手企業の夏ボーナス、平均98万3112円 昭和56年以降で最高額
'24.07.19
経団連は、大手企業が支給する夏のボーナス(賞与・一時金)の第1次集計を発表した。17業種97社の平均妥結額は98万3112円で前年夏比4・31%増えた。プラスは3年連続。平均妥結額は現行の集計方法となった昭和56年以降で最高額となった。経団連によると、多くの業界で妥結額が前年夏比プラスとなっており、算出の基礎となる月給の引き上げや業績拡大の動きが賞与に明確に反映されたのではないかと分析している。
8月上旬公表予定の最終集計に関しては、経団連では、例年、最終集計の方が1次集計に比べて下がる傾向にあるものの、前年夏(90万3397円)を上回るのは確実だろうとみている。
業種別の支給額では、建設が134万1934と首位で、自動車が133万8024円で2位。自動車は増減率では17・83%増と首位だった。17業種のうち食品、化学、電機の3業種がマイナスで残る14業種はプラスだった。