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宝塚歌劇団に労基署が立ち入り調査

宝塚歌劇団の劇団員が急死した問題で、労働基準監督署が歌劇団に立ち入り調査したことが分かった。ことし9月、兵庫県宝塚市で宝塚歌劇団・宙組(そらぐみ)に所属する劇団員の女性(当時25)が死亡しているのが見った。自殺とみられている。

歌劇団は11月14日、外部の弁護士による調査報告書で、過密なスケジュールなどで女性に心理的負荷がかかっていた可能性は否定できないとして、長時間労働については安全配慮義務違反だと認めている。歌劇団は、女性が「118時間以上」の時間外労働をしていたとしているが、遺族側は「277時間」の時間外労働やパワハラがあったと主張している。

関係者によると西宮労働基準監督署は22日、労働基準法に基づき、歌劇団に立ち入り調査を行ったことが分かった。 歌劇団側は組織風土を改善するために全ての劇団員に聞き取り調査を行い、外部の専門家と共に精査する方針を示している。

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