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2021年の平均求人倍率1・13倍、3年連続で前年下回る

厚生労働省は1日、2021年平均の有効求人倍率が1・13倍だったと発表した。前年比0・05ポイント減となり、3年連続で前年を下回った。有効求人倍率は、求職者1人あたりの求人数を示す。新型コロナウイルスの感染拡大で経済状況が悪化した影響が続いているとみられる。ただ、経済活動を再開していることから、有効求人数は増加しており、21年6月以降の求人倍率(季節調整値)は前年同期を上回っていた。また、21年12月の有効求人倍率(季節調整値)は前月から0・01ポイント改善して1・16倍となり、3か月ぶりに上昇した。全国の新規求人数(原数値)は81万380人で、前年比12・2%増となった。産業別で見ると、半導体関連の求人が増えた影響などで「製造業」は前年比34・6%増加した。コロナ禍で宅配需要が増加していることから「運輸業、郵便業」も前年比16・2%増となった。

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