お知らせ

「産業雇用安定助成金」を創設

厚生労働省は「産業雇用安定助成金」を創設したことを公表した。

当助成金は、新型コロナウイルス感染症の影響により事業活動の一時的な縮小を余儀なくされた事業主が、在籍型出向により労働者の雇用を維持する場合に、出向元と出向先の双方の事業主に対して助成するもの。出向元事業主および出向先事業主が負担する賃金、教育訓練および労務管理に関する調整経費など、出向中に要する経費の一部が対象となる。本年1月1日からの出向に対して助成する。

助成金の対象となる「出向」は、雇用調整を目的とする出向(新型コロナウイルス感染症の影響により事業活動の一時的な縮小を余儀なくされた事業主が、雇用の維持を図ることを目的に行う出向)。前提として、雇用維持を図るための助成のため、出向期間終了後は元の事業所に戻って働くことが前提となる。

助成率は、

・出向元が労働者の解雇などを行っていない場合 中小企業9/10 中小企業以外3/4

・出向元が労働者の解雇などを行っている場合 中小企業4/5 中小企業以外2/3

上限額(出向元・先の計)12,000円/日

対応地域

東京都23区(世田谷、渋谷、新宿、目黒、港、品川、千代田、中央、文京、台東、墨田、江東、大田、中野、杉並、豊島、北、荒川、板橋、練馬、足立、葛飾、江戸川)
東京都23区以外
神奈川県、埼玉県、千葉県